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About IPO IPO監査とはなにか

IPOとは「Initial Public Offering」の略語の事、いわゆる株式公開を指します。証券取引所に対するIPOの上場申請時においては、直近2期間分の財務諸表に対する公認会計士又は監査法人による監査意見が求められます。監査法人の役割としては、財務諸表監査のみならず、企業に対して適切な財務諸表監査を受ける為の体制構築についての助言が必要になり、コミュニケーションを密接に行っていく必要があります。

Interview

石川 寛人
Hiroto Ishikawa
監査第1部 / シニアスタッフ
2021年入所

キャリアチャート

  • 大学時代~卒業後
    • 進路で悩んだ結果、資格でキャリアを
      切り開くと決めた
    • 短答4回・論文1回で合格
  • 就職活動~東陽へ入所
    • 東陽の「ありのまま」を伝えてくれた
      説明会で入所を決意
  • ジュニア時代
    • 1年目から売上など重要科目を担当
    • 監査=ビジネス理解だと実感
  • 現在シニアスタッフとして
    • 最初のインチャージがIPO準備企業
  • これから
    • IPO監査についてさらに探求していきたい
    • 後輩育成・研修に注力

「理屈っぽい」自分に監査の魅力を教えてくれた先輩

ジュニアの時の監査よりシニアになってからの監査が断然楽しいと感じます。ジュニア時代は監査調書の作成が中心で、会計士試験に合格したのに専門能力を活かせていないと感じていました。入社して半年後のJ1だったとき、OJTの先輩に、自分に「売上」という重要項目を任せると言われました。実際に担当してみると、売上という科目にはビジネスの理解に必要な多くの要素が詰まっていて、どうしてその取引が発生しているのか、考えれば考えるほど奥が深い科目でした。入所したころから自分はデータの整理が好きで、「理屈っぽい」自分の性格を見てOJTの先輩は適性があると考えてくれて任せてくれたのだと思います。任せるにあたっても、OJTの先輩はどうしてこの手続きが必要か、理屈立てて説明してくれました。この頃から「監査って面白いな」と思いはじめました。
今、シニアになって思うのは、クライアントのビジネスの理解ができていないと会計士として仕事ができないと感じます。会計がビジネスを描写する言語だとしたら、日本語を理解していないと英語から日本語の通訳ができないように、ビジネスを理解できていないと、会計として処理することができない。あのとき売上科目を任せてもらえたことがきっかけで、今はクライアントのビジネスを理解することが第一だと思って仕事をするように心がけています。J1という早い段階でそのことに気づかせてもらうことができたのは、東陽に入っての本当に得難い経験だったと思います。

IPOの最前線で挑む、初のインチャージ

現在はシニアスタッフとして、上場企業の監査に加え、IPO準備企業のインチャージも担当しています。修了考査の合格発表直前、「シニアに昇格したら任せたい」と声をかけていただいたことがきっかけでした。
初めてのインチャージには不安もありましたが、経験豊富なパートナー陣やジュニア時代からOJTとして教育してくれたディレクターのサポート体制が整っており、「任せる」と「支える」が両立された環境で挑戦することができました。
クライアントは上場を目指す企業。経理部長やCFOと直接コミュニケーションを取りながら、会社全体を見渡して監査を進めていきます。そこでは常に“プロフェッショナルとしての対応”が求められます。
IPO準備に関わる中で、監査の原点に立ち返る経験をしました。受験時代に学んだ監査の必要性や「情報の非対称性」を実務で実感し、企業・証券会社・監査法人の間で完全な情報共有が大切だということを感じました。また、監査においては関与先のビジネスを深く理解することが不可欠だと再認識しました。上場を目指す企業に対する監査は特に厳しく、会社全体を見直す視点が求められる中で、監査の本質的な役割を改めて学ぶ機会となり、自分自身を一段成長させてくれました。

経験を力に、次世代を育てる

現在、IPOのインチャージを任せてもらっている経験を引き続き積み重ねていきたいと考えています。クライアントについてまだ学ぶべきことは多く、学ぶ姿勢を大切にしながら、他の会社でのインチャージでも活かせる経験を増やしていきたいです。
また、自分も後輩を育てる立場となり、今年は新人研修の講師も担当しました。OJTの先輩に育ててもらった恩を次の世代に返すため、ジュニアの育成や教育にも積極的に関わっていきたいと思っています。育成や研修の分野は、自分の居場所をつくり、貢献できる喜びを感じられる場でもあります。単に仕事をこなすだけではなく、自分が役に立てる領域を作り、チームやクライアントに貢献することが今後も大切にしていきたい目標です。