新卒で大手監査法人に就職し、4年間勤めて東陽監査法人に転職しました。自己を高めるための転職ですが、前職での4年間は“自問自答”の連続でした。
大学3年生のとき、これまでを振り返ってみると就職活動に有利なことを自分は何もしてこなかったと思いました。そこで、資格を取って自信をつけよう思い、「公認会計士」に注目して専門学校に通い、卒業の年に試験に合格。直後に面接を受けたある大手監査法人に内定をいただき、その年の12月から働き始めました。トントン拍子で事が進みましたが、入所してすぐに悩み始めました。自分が何の仕事をしているのかさっぱり分からなかったのです。大組織という環境が自分には合っていないことも悩みでした。公認会計士に対する職業意識をしっかり持てなかったことが、後々まで影響したと思います。
こうした違和感を抱きながらも、修了試験合格を目指して働き続け、合格を機に退職し、東陽監査法人に転職しました。