カナダへ語学留学後にホテル運営会社に就職しました。仕事を通じて国際感覚を磨くことができましたが、さらに活躍舞台を広げたいと思い、ホテルを退職して、公認会計士の道へ進もうと思いました。企業のグローバル化で、会計士も国際舞台での活躍が広がっていった時期でした。専門学校で勉強し、公認会計士試験に一回で合格できなければ諦めようと思いましたが、無事合格することができました。
公認会計士として登録するには実務経験が必要ですが、当時は就職氷河期で、監査法人に就職できる人は多くはいませんでした。
留学経験の後にホテルビジネスを通じて海外の人の関わり方を学びましたが、その経験が、公認会計士になったいま、ためらわずに新しいことに挑戦した経験は、後々になってキャリア形成に活きてくるものだと感じています。