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育成から学び 自分も成長する

監査の面白さを伝えたい

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玉田 優樹

Yuuki Tamada

2011年入所
監査第5部 マネージャーOSAKA
働くときは本当に真剣に働きますが、プライベートになると仕事のことは忘れて遊びます。長期休暇もできるだけ取って家族と過ごしています。
仕事とプライベートの切り替えはとても大事です。

堅い仕事を「自由に」やりたい

兵庫県で生まれ育ちました。高校が理系だったのですが、大学は経済学部に進学しました。
私が大学の新卒就活時は就職市況が良く、証券会社や銀行を就職先として漠然と考えていた時期もあったのですが、昔から柔道や空手をやってきて体育会系の組織で育ってきたため、将来は「自由にやりたい」という強い思いがありました。その中で「堅い仕事を自由にやれる」公認会計士の資格が非常に魅力的に感じ、大学卒業後、本格的に会計士の勉強に取り組んで、無事合格しました。
監査法人への就職活動時、その「自由にやりたい」という選択基準の中、大手の監査法人よりは自由度が高い中堅の監査法人を選ぼうと思いました。その中で、一番いろんな業務をやっているなと思った法人が東陽でした。まず、監査先が業種も規模も幅広い。国際業務やIPOも二項業務もある。準大手という立ち位置で安心感もありました。そして一番の決め手は、東陽の人たちが自分達の良いところも悪いところも包み隠さず話してくれたところです。その点が「この法人は間違いなく風通しがよさそう」と感じ、入所しました。その印象は今も変わっていません。

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かつての目標が、今はすべて経験値に

現在は、大阪事務所に入所して9年経ちますが、現在7社でインチャージをやらせてもらっています。公認会計士としてやれたらいいなと思ったことをほとんどやらせてもらっています。具体的に言うと、国内の上場企業のインチャージはもちろん、国際業務、IPO業務成功、学校法人監査、株価算定、財務DD等の二項業務も経験しました。こういった幅広い業務をリアルにできる法人って本当に数少ないと思います。
この仕事の面白いなと思うところは、上場会社の経営者といろいろなお話ができることです。監査を成功させるには会社の理解が欠かせません。会社は経営者のキャラクターに非常に強く影響を受けるため、経営者の方の考えや思いを引き出す必要があります。年代の離れた経営者の方と話すための知識や経験をどのように得ていくかが難しくも面白いと感じています。

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監査=チーム作り 指導された恩は後輩へ

大阪事務所も人数が増えてきて、中途も新人も毎年入社してくるようになりました。私が入社した時、はじめに教わったことは、「監査は絶対に一人ではできない」ということです。監査チームのみんなはもちろん、クライアントの方にも協力してもらうことが何より大事です。自分が新人の頃、今も一緒に働いている大先輩が、私がクライアントと話している場面をしっかり見ていてくれました。「今の伝え方は良かった!」「この言い方だとクライアントが嫌な気持ちになってしまう」などしっかりと指導してもらいました。
大阪事務所では全体的に丁寧に教える文化がとても根付いていて、自分もOJTでかなり懇切丁寧に指導してもらったと思っています。また、私自身もそのように後輩に指導しようと心掛けています。他法人から中途で転職してくる人にびっくりされますよ。「そんな丁寧にやる?(笑)」と。

私としては、「監査」という仕事を通して、「チーム作り」を学んでいる感覚です。
チーム作りにおいて最も大事だと感じるのは、情報共有です。インチャージだけがその会社の事を深く知っていればいいというものではなく、基本的には幅広い情報を監査チーム全体で共有して仕事をしていきます。
監査というのは「作業」だと感じると、一気におもしろくなくなってしまいます。監査をするためには、会社の事を十分理解することが大事。その会社の強みやリスク、クライアントの担当者の人柄、今その会社やその人がどんな状況なのか全体像を理解する。すると「この会社は今こういう状況だからこういう処理をした」ということが分かる。それをチームのメンバー、もちろん1年目のスタッフにも情報共有して、監査に対して面白みをもってもらいます。そして、どんどん積極的に手を挙げて意見を言えるような環境をつくるよう心がけています。

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育成を通して自分自身も成長

今後はよりマネジメント業務を行っていきたいですね。もっと大阪事務所を良くしていきたいという気持ちがあります。後輩の育成やリクルート活動も中心にやらせてもらっていて、大阪事務所は全員で一丸となってリクルート活動をやっています。
最近入所してくれている人達は社会人経験ゼロでまっさらな人が多いです。みんな日々すごく吸収して頑張ってくれています。新しい人が入ると自分自身も身が引き締まるし、忘れていた感覚を思い出すことができます。いろんな世代の人たちと働くことで考え方や感覚をアップデートして、一緒に楽しく働いていきたいですね。
我々のやっている監査業務とは保証業務です。保証業務は今後必ず領域が増えると私は思っています。AI等で公認会計士の仕事が取って代わられるような話も聞くかもしれませんが、保証業務は人がいる限り必要なことで、保証業務=財務情報だけではありません。
今は、激動の時代で先行き不透明なときかもしれませんが、公認会計士の未来は明るいので安心してください。
大阪事務所で公認会計士として色んなことに挑戦して実体験を積む中で、自分の最も得意な分野を探していくのがいいと思います。

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