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相手の話を聴き、

対話し、先を読む

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指野 豊

Yutaka Yubino

2008年入所
監査第2部 マネージャー
東陽蹴球部(サッカー部)の部長も務めています。会計士協会主催のフットサル大会の親睦リーグで優勝経験もあるのが自慢です。職場の仲間と、仕事を離れて過ごす時間を作るのも大切です。

簿記の美しさ、会計の奥深さを知る

鉄道会社に就職し、旅行業部門で法人営業を担当しましたが、部門が分離して子会社の旅行会社と合併、私は転籍しました。転職して公認会計士の道に進もうと考えたのが35歳のとき。私の決意に、家族も応援してくれて2年間専門学校に通い、試験合格後、知人が働いていた東陽監査法人に入所しました。 前職の本社勤務時には、営業企画本部で、約1千名もの営業マンを統括する部門で精力的に働いていました。この時、簿記の勉強でもしてみようかと気軽に思ったことが人生の転機となりました。初めて「借方」「貸方」の意味を知り、簿記の仕組みの美しさ、会計の奥深さに触れ、会計士という仕事に強く惹かれていったのです。

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会計の視点で事業を俯瞰する

東陽に入所して10年、現在は、上場企業や学校法人のインチャージとして会計監査業務に当たっています。インチャージは、業務執行社員であるパートナーに次ぐポジションであり現場責任者です。私は10名ほどのスタッフとともに、上場企業2社のクライアントの会計監査を担当しています。この仕事のやりがいは、顧客である企業の屋台骨を支えているという実感です。財務諸表の作成の過程においては、会計監査人である私たちからクライアントに対し、重要な経営判断を求めたり、逆にクライアントから相談される場面が多々あります。
実務をスムーズに遂行するには、クライアントとの日頃のコミュニケーションが重要ですが、さらに私は、「経営者の視点」つまり「会社の事業を俯瞰すること」が重要だと考えています。事業の動向や財務状況などを総合的に把握し、将来の見通しを判断するためです。会計監査には精緻さとともに、企業のダイナミックな動きを俯瞰する力も求められます。
また、監査部での仕事のほかに、私は「審査部」で部長の補助役も務めています。監査の実務と審査を兼務できるのは、準大手法人ならではかもしれませんが、さまざまな専門職を経験できるのは、キャリア形成上、有利であることは確かです。

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大切にしたい、相手の話を真摯に聴く力

私は前職で、支店営業を7年経験し、その後、営業企画本部で管理部門業務を5年経験しました。後半の管理部門では、社内組織を調整する難しさを感じましたが、この調整力が、いまの会計監査業務にも活かされています。たとえば、クライアントが連結グループを形成している場合、対クライアントだけでなく、親・子会社間で別の監査法人と業務連携をする必要がでてきます。こうなると調整に次ぐ調整で、会計という共通言語を駆使して連結グループのグループ財務諸表を作り上げていきます。
全体を俯瞰して問題を発見し、その本質をつかんだり、人と関わりながら物事を調整することについては、以前のビジネス経験やマネジメントのノウハウが確実に役立っています。ただ、そうした経験がなくとも、会計監査は経営やビジネスの根幹に携わる仕事ですから、業務に取り組んでいれば自然に身につくものです。公認会計士は、経営者や経理担当者のもとへ足繁く通い、クライアントの話に耳を澄まし、経営に対する想いや会社の方向性を理解します。公認会計士の資質な何かと問われれば、「相手の話を真摯に聴く力」だと私は答えます。

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プロフェッショナルになる条件のすべてがここに

あなたがもし、財務諸表で何か間違いを発見してしまったらどうしますか?おそらく慌ててしまうでしょうね。クライアントに間違いを指摘し、直ちに修正を依頼するかもしれません。私は、まず冷静になるよう声を掛けます。本当に誤りかどうか、もう一度落ち着いて検証してみるのです。そして、我々に誤りがあれば、それを認めますし、クライアントに誤りがあり、修正が必要であれば、その時点で修正を依頼します。頭脳明晰な人ほど自分の過ちを認めたがらず、相手のせいにしてしまいがちです。間違いを発見したことは評価されることですが、クライアントも真剣に財務諸表を作っていることを忘れてはならないと思います。
会計監査により、適正な財務諸表を開示していく事が、クライアントの持続的成長や企業価値向上へ貢献します。逆に、会計面で不祥事などを起こせば、クライアントの信頼は失墜し、事業に多大な影響を及ぼします。一度失った社会的信頼を回復するのは困難です。我々は、そのことを常に念頭に置きながら、クライアントに接することが大切だと思います。
東陽監査法人は比較的フラットな組織体制です。大学卒業後、すぐに当法人に入所した者もいれば、大手監査法人出身者もおり、私のような異業種からの転身組もいます。私はチームの運営に関して、入所1年目のスタッフも積極的に議論に参加できる風土を大切にしています。渾然一体のチームだからこそ、公認会計士として成長するスピードは速くなります。東陽監査法人は、一人前のプロになるための条件がすべて揃っています。

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